土間コンクリートのお話

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本日は、敷地のどこかでよく施工される

”土間コンクリート”のお話をしようと思います。

 

土間コンは、建物の基礎となる重要な部分でもありますが、

エクステリアでは良く視界に入る駐車場などの広い範囲で打設されています。

 

生コンは強度を出すために、セメントと水の割合が計算されています。

セメント内の化合物が水と反応し(水和反応し)、水和物ができます。

反応が進み、水和物がどんどん生成されると強度を増していきます。

これがいわゆるコンクリートが硬化する仕組みです。

 

そこで、土間コンあるあるとして、

「ひび割れ」「色むら」が発生する一般的な要因を紹介します。

 

【ひび割れ】

これはヘアクラックとも言われ、0.2㎜以下の髪の毛ほどの亀裂です。

仙台ですと、特に今時期から注意が必要になる現象です。

発生したからといって機能上特に問題はありませんが、見た目を損なうということで

良く施主様からご相談をお受けすること多い現象です。

コンクリートは打設後、急激に乾燥させてしまうと亀裂が発生する可能性があります。

職人さんはコンクリートの急激な乾燥を避けるため、

気温や湿度、風当たり、陽当たりなどを考えて都度混和剤などを使用します。

しかしながら、日夜の温度差が大きかったりすると

水和反応の条件が乱れてしまい発生してしまうことがあります。

気温が高い夏場などは、コンクリートの表面が乾いてから

散水するなどして、常に湿潤状態にし、水和反応の環境を整えるたりすると、

回避しやすくなります。

 

【色むら】

最近は、スタイリッシュな建物が多くなり、

エクステリアにあえて土間コンクリートの面積を多くとる

デザインを好まれる方も増えてきています。

イメージとしては、アメリカンな白いコンクリートステップなどですか。

色むらの一般的な原因として、ひび割れと同様、

風当りや日当たりなどの天候や季節によって、

コンクリート内の水分の状態が大変影響しやすいため色むらに繋がります。

色むらに関しては、補修する術がないため直すことが出来ない現象です。

経年により色むらが馴染むことはあります。

しかし、色むらが生じたことによって機能性が無くなるわけでは

ないので、そちらに関してはご安心ください。

 

紹介させて頂いた現象は一般的なものになり、

必ずしも起こりうることではございません。

土間コンクリート工事をご検討の方へ

参考にして頂ければと思います。

 

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